現像ソフト Capture One の「同時現像」

ITテクノロジー
最近、ニコンさんで純正現像ソフト NX-View がアップデートされて、なかなかに使いやすくなっていて嬉しかったです。でもいまだにカメラでつけておいた星マークが消えていたり、いきなり全部の星が表示されたりと、奇妙なバグも多く、ストレスを考慮するとやはりまだサードパーティーのソフトを使う方が楽かもしれないとは感じました。brbrあ!デジカメにおける「現像」は、実際にはただの「ファイル出力(保存)」で、フィルムの現像とは何の関係もありません(汗

今回はフェーズワン社の「キャプチャーワン プロ」という現像ソフトの超便利な機能をひとつご紹介するクマ🐻

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メニューの一番右の羽車みたいなアイコンをクリックすると「現像レシピ」の設定ができます。なんとこれ、自分で好きな縦横などのピクセルを設定できて、しかもそのレシピ数は無限です(・・; 複数の写真を特定1種類のレシピで現像するのではなくて、1枚の写真を複数のレシピで現像する機能です。JPEGとRAW や、JPEGとTIFFなどという現像もできますし、3種類や4種類、5種類のレシピで出力もできます。

でも、印刷はほとんどしないしな・・・という風にあたしはずっと思っていたんですが、この「同時現像」の機能を使えば「横2400pxと横1200pxの同時現像をワンクリックで」なども可能です。これはとくに、アップルのレティーナやグーグルの密度数倍系のディスプレイに対応する場合にとても便利です。グーグルピクセルフォンの3以上はこれに対応しています。2以下は調べていないのでわかりません。。。

ウェブサイトがレティーナなどに対応している場合、表示するサイズは横1200ピクセルなのに、2400pxと1200pxを同時にサーバーにアップしておいて、ディスプレイに応じて写真を表示するということが簡単にできます(めんどいけど)。読み込むのはあくまで写真1種類なので、いらないものを読み込むという仕様にはなっていません。横2400pxの写真は表示される領域としては1200なので、サイズはおよそ4倍になりますが、1ページあたりを写真6枚程度にすれば、4Gでもさほど問題にならないと感じてます。Wifi は基本的に凄まじい早さなので4Gで問題なければWifi は問題ありません。

これをやるには、サイトの管理者が自分である必要はありますが、HTMLへの記述のみで対応できて、JavaScript や CSS による分岐は必要ありませんし、PHPなども全く使いません。ディスプレイ密度2倍は「*2」で、密度3倍は「*3」などとイメージタグの中に記述されます。次回の湖北散策シリーズでは、多くの写真をレティーナに対応させてみるつもりです^^

キャプチャーワン の唯一の問題は「うわ、高い(・・;」ということ。買い切りなので気楽ですが、なんと4万5千円くらいします。でもカスタマーサポートはとてつもなく親切で、メール相談とかもものすごい早さで返事きます。最近流行の「ニセ人間(=AI)」ではなくて、本物の人間が対応しています。しかも買い切りという点はきわめて重要で、サブスクリプションという人質外交の仕様で個人情報を抜かれることもないため、プライバシー対策にもなります。

HTMLやキャプチャーワンの購入まわりでご質問あれば、わたしでわかる範囲ならお答えします〜⭐

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