死にゆく友への想い

あたしが愛した人は女性でした。17才のときに大検の予備校で出会った彼女。太陽の女神。
光り輝いていて、生命に満ち溢れていた。
あたしが持っていないものを全て持っていた。
 
それから何十年・・・。奇跡的にも再開できた。
しかも2つくらい隣の街に住んでいた。
 
タクシーの中で彼女の肌に触れられた。ほんのりと暖かくて、とても柔らかかった。
これ以上超えたら、彼女の家庭を壊してしまう。あたしにも家庭がある。
 
その彼女が、もう余命1〜2年だと言われました。
一緒に、四谷の思い出の場所を見に行きたい。
あたしも、そう遠くない頃に、きっとそこへゆくから・・・。

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