SCARS 徒然なるままに

あの日、無理やりに頼みこんで背中につけていただいた爪の痕は、brbr当たり前だけど日を追うごとに消えてゆく。brbr数日じゃ消えないけどもbrbr数カ月もすれば跡かたもなく消えちゃう傷を自分のカラダに自由に選んでつけられる。brbrbr遠い昔に、自分の手で自分に傷をつけていたときには、brbrどちらかというと快感よりは悲哀に傾いていたけれどbrbr今ならそこに前とは全くべつの何かを感じながら、信頼のおける人に傷を描いてもらえる。brbrものすごく贅沢なことのひとつだ〜。brbrbrなんとなく自分のカラダにある古傷を眺めるときがある。brbr10年以上前に独りでつけた傷は今になっても消えないけども、brbr悔やんでいるだろうか?brbrbrあたしのカラダは、あたしのものだ、と思って生きてる。brbrbrところで全然話が変わるんですけどもジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦さん著)っていうコミックの中でbrbrオランダの画家ゴッホが登場してきて、brbr彼が実際に自らの耳を切ってしまったことについてbrbrかなり強引に語り続けるシーンがあるんですけど、あれはとてつもなく怖い。brbrなんで耳を自ら切り落としたんだろう???っていう率直な疑問もそうだけども、brbrそれを自分で絵画にして描いて残すっていう発想がすごい。brbrよくこういう歴史上の(?)出来事について、brbr”彼は晩年、精神的に不安定だった”みたいな適当な説明を見かけるけども、brbrそういうことじゃないと思うんだ。brbrきっとあれは必要なことだったんだと思う。brbrだって、不要なことをするはずがない。br

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