先日やっと「覇王の家(司馬遼太郎さん作)」を読み終わり、なんとなく区切りがいいので今回の日記に織り交ぜてみます。
(久能山東照宮・霊廟へつづくみちにて)
はじめての静岡滞在では、主に駿府城と久能山を訪れたんですが、掛川城と浜松城のあたりは時間がなくて次回へ。
思い出してみても印象はかなりよかったです。もっとも、私の場合どこを訪れてもたいていは好きになっちゃうんですが^^;
静岡名物(?)の黒はんぺんも食べてきました^^br不思議なフカフカな感触〜(・・;
お店の雰囲気もよかったんですが、お客さんがいっぱいいらしたので、カメラはお皿にだけ向けておきました〜♩
今回この人「徳川家康」こと東照権現さんについては、思うことがいろいろあって、ちょっと書いてみます。わたしなりに「江戸」という時代に思い入れがある割りには、やはりどこか好きになれないという気分。
270年の長きに渡って、特に世界史からみて重要な時期を、良くも悪くも国を閉ざしてしまったことへの疑問かなぁ。(ただ、その責任は主に3代家光あたりからだろうと思うんですが。あと側近の儒者たちや崇伝こそ悪の枢軸だとも思うけど、それはちょっと触れない(汗))
古いものを保存して伝えてゆくというよりは、新しいものや、見慣れないものを排撃するという仕組みのゆく末は、幕末になってから結果が出たようにも思ってます。
家康さんという個人にはある種の凄みは感じるけども、江戸という時代を振り返る時、やっかいな先例だとは思ってしまう。
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