エイズで死にたくて風俗嬢をやってました(告白)

告白
以下は、ここ数年、死を自分のカラダで毎日感じ、生きてきた思い出を残す中で思い出したことです。いずれ電子書籍でもリリースします。
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丸岡城にて(現存天守、日本100名城)
 
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子供の頃から夜の世界にしか興味なくて、ホステス、ガールズバー、風俗嬢をやって生きてきました。SMはたしかに好きだったけど、M専門で、S役はできなかった。
だけど・・・。奥底にあった風俗嬢をやっていた理由。あたしはHIVに感染しエイズを発症し、死にたかった。そんな思いがあったから怖くなかった。憧れていた人が、おそらくはエイズで死んだ。38才くらいだった。あたしもその人みたいに消えたかった。
数えきれない男性の相手をしてきました。あたしは本番はまったくやったことはありません。ルールのせいじゃない。そんなものはどうでもいい。だけどオーナーに迷惑はかけたくない。今でも思い出すと、あの頃の生活は短い人生で、最も輝いていた、よく笑った、辛いこともあったけど、最高の日々だった。
アメリカの大学にいたときも、毎日、ほんとうによく笑った。ホステス時代も決して売れっ子ではなかったけど、特殊なお客さんが多い店で、よく笑った。あの時代も幸せだった。
風俗嬢になって、いつかエイズで死にたい。
残念なことにエイズにはなったことがない。いろいろなオペを受けたから、エイズ、梅毒、淋病はよく検査したけど、一度もなかった。風俗のお店にいると、そこそこな確率でお店の内情を暴露しているBBSみたいのがあります。退店したキャストさんが他の子はエイズらしいと噂を流したりもあった。その子はエイズではなかったし、ひどい悪口だった。でもそういうのは常にあるもので、絶対に消せない。生きるってそういうものをかかえていくことでしょ。
風俗嬢になって、いつかエイズで死にたかった。
そんなあたしは壊れていますか?
*あたしのキトジェニックダイエット本はわずか6ページですが、Amazonで「上条ゆか」で検索すればでてきます。0円には設定できなかったので、100円くらいになってます。

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